アン・ハサウェイ 裸の天使
アン・ハサウェイ 裸の天使
ジェネオン エンタテインメント
price : ¥3,120
release : 2007/04/25

【商品詳細】

『プリティ・プリンセス』で名前を知られたアン・ハサウェイが、このおしゃれな独自のドラマで大きな変化を見せる。裕福で、ギャングスターになりたがっている、ハサウエイ演じる女性は、自分の非行に何の言い訳もしない。「私たちは10代だし、退屈しているの」。 友人のエミリー(『BULLY ブリー』のビジョー・フィリップス)を含むパシフィック・パリセーズの仲間たちと共に、ラテン系ギャング(『シックス・フィート・アンダー』のフレディー・ロドリゲスなど)とたむろするようになり、チンピラの生活が本当はどんなものかを学ぶようになる。ハサウェイはこれ以上ないほどのやる気を見せる。悪態をつき、喧嘩をし、(数回に渡り)服を脱ぐ。アカデミー賞を受賞したスティーブン・ギャガン(「トラフィック」)とバーバラ・コップル(『アメリカン・ドリーム』)が脚本を書き、監督もした「裸の天使」は、B級映画のようで、素晴らしく狂っているが美しい趣があり、ビデオ映画として公開された。ハサウェイのファンにとっては、若い才能ある女性をこれまでとは大きく違う視点で目にする機会だが、ギャガンとコップルのファンは、この強烈に倫理的な物語にがっかりするに違いない。(Kathleen C. Fennessy, Amazon.com)

敢闘精神と演技力は買える

「プリテイ・プリンセス」、「プラダを着た悪魔」で着実にハリウッド若手女優の成長株の1人になったアン・ハサウェイって、やはり演技がうまいんだ、ということを実感。
今の時代50年代と違うんだから、お姫様役や清潔なお嬢様役ではすぐに忘れられちゃう。
彼女も「プラダー」でのフツウの女の子役を演じることは意外に難しいことだ、と言っていた。
この映画、オレは結構楽しんで観ましたけどね。ただ惜しむらくは、やはり前述のように若手女優の有望株だから、最後の最後の倫理上の一線を引いてしまうのはやむをえないのか。
ダイアン・キートンの「ミスター・グッドバーを探して」のチューズデイ・ウェルドやダイアンぐらい自堕落にやってくれないかなあ。アンに「ミスター・グッドバーを探して」のリメイクやらしたらいいかもしれない。
ラブ・アクチュアリー
ラブ・アクチュアリー
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
price : ¥1,406
release : 2006/04/01

【商品詳細】

19人の男女が織りなす恋愛模様を、ユーモアとウィットに飛んだ会話と心温まる&切なくなるエピソードでクギづけにする英国のラブストーリー。秘書に一目惚れした新首相の仕事に身が入らない日々、義理の息子の熱烈片思いをサポートする父親、親友の新妻に恋した画家の切ない心、言葉の通じないポルトガル娘に恋したミステリー作家など、年令も職種も違う男女の恋物語は、誰かに共感できるというより、どの人の恋愛にも共感できる、胸が痛くなるエピソードばかり。 監督は『ノッティングヒルの恋人』の脚本家リチャード・カーティスゆえ、ロマンティックコメディはお手の物。とはいえ、19人の登場人物とその恋愛を裁いた手腕は見事! 首相を演じたヒュー・グラントの軽妙な芝居、夫の浮気に気づいて目を潤ませるエマ・トンプソンの巧さほか、キーラ・ナイトレイ、ローラ・リニー、ローワン・アトキンスン、ビリー・ボブ・ソーントンなどスター総出演。恋心直撃!のデートムービーとして最適の1本だ。(斎藤 香)

びっくりするぐらいくだらない

だいたい、有名な俳優を出せばいいってもんじゃない。ヒュー・グランドが秘書に恋をする事もありえないし、秘書がそんなにきれいじゃないのに、アメリカから来たビリーが手を出すなんて、ありえない。

スネイプ(「ハリー」では名はそうですが)が、あんなにきれいな女性からアタックなんて、仕事をしていても、それがビビビッと来ない。

全てがありえない、ふざけた映画。イギリスでも不評だったのが分かります。これを好きな人は、是非ヒュー・グラントの「白蛇伝説」を観て下さい。

友達がこの映画を観て、「裸祭り」と行った意味が分かる。
ラッキー・ガール(特別編)
ラッキー・ガール(特別編)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
price : ¥995
release : 2007/01/26

【商品詳細】

アシュリー(リンジー・ローハン)は幸運の持ち主。タクシーは絶対つかまるし、いいタイミングで最適なセリフを口にすることが出来たし、間違って配達されてきたドレスは超ゴージャスという調子。でも、仮面パーティーでキュートな男の子にキスしたときから、その幸運はあっという間に消えてしまう。キスした相手、ジェイク(『プリンセス・ダイアリー2』のクリス・パイン)は何をやってもツイてないヤツで、運のかけらを必要としていたのだった。全てがばら色に変わり始めたジェイクに反し、一歩踏み出そうものならヒールがポキッと折れてしまうほど運から見放されたアシュリーは、盗まれた幸運を取り返すため、「キスした相手探し」にやっきになる。一風変わった設定で、もっとおもしろく仕上げられることも出来たはずだが、いまいちクリエイティブ性に欠ける。でも、楽しめる場面もいくつかあるし、最後にはハッピーエンドが待っている。『ミーン・ガールズ』や『フォーチュン・クッキー』ほどの面白さはないが、『彼女は夢見るドラマィーン』『ハービー』よりはいい出来だ。粗野なところが魅力のイギリスのバンド「マックフライ」のメンバーも出演、リンジーファンなら彼らのライトポップミュージックも気に入るだろう。(Bret Fetzer, Amazon.com)

ティーン的レビュー

普通に楽しめました。

リンジーが"ラッキーな時"に着ている服がとってもオシャレだし、
"アンラッキーな時"のコミカルな演技も面白いし、McFlyも出てるし。

ティーン世代なら絶対に楽しめると思いますよ。
ハンニバル
ハンニバル
東宝
price : ¥1,995
release : 2007/04/06

【商品詳細】

そう。彼が帰ってきた。しかもなお、血に飢えて。『羊たちの沈黙』から10年、同作品でアカデミー賞主演男優賞に輝いたアンソニー・ホプキンスが再び演じるハンニバル・カニバル(人食い)・レクター博士は、イタリアで芸術を学び、エスプレッソをすすりながら、優雅に暮らしていた。一方、ジョディ・フォスターに代わってジュリアン・ムーアが演じるFBI捜査官クラリス・スターリングは、あまり恵まれた境遇にない。当初からアウトサイダーのクラリスは、お役所的なゲームに身を置くことのできないむっつりした一匹狼となっていて、そのために苦しい立場にいる。さらに、麻薬取引の手入れの失敗で左遷の憂き目にあい、そこへレクター博士の犠牲者唯一の生き残り、メイスン・ヴァージャー(ゲイリー・オールドマン)に呼ばれてちょっとした質問を受けることになった。レクター博士にそそのかされて自らの顔の皮をはいだヴァージャーの顔面は、恐ろしく変形している。クラリスは、彼がレクター博士をおびきだすためのエサとして自分を使おうとしていることなど、露知らなかった。 ストーリーの大筋はトマス・ハリスの同名小説を下敷きにしているが、表現方法には大きな違いがあり、これはこれ独自のものとして観ることを迫られる。監督のリドリー・スコットは、この作品にしゃれたヨーロッパ・テイストを加え、前作では典型的アメリカ人のクラリスを中心としたのに対し、この映画は全編ハンニバル・レクター博士だけに視点を置いている。たしかに、それはそれで効果的とも言えるが、そこには限界がある。スコットは不気味なムードを巧みに演出してはいるが、それが結局は期待はずれに終わる。ハンニバルを捕らえて人食いブタに食わせようというヴァージャーの計略は、なくてはならないはずの心の底から震え上がるような恐怖を感じさせないし、鳴り物入りのクライマックスのシーケンス、クラリスとレクター博士ともうひとりの不運な客との食事シーンは、パロディだかホラーだかよくわからない。ホプキンスとムーアはいずれも一流だが、『羊たちの沈黙』ではレクター博士とクラリスとの相互作用がすばらしい効果を上げていたのに対し、この映画では両者をできるだけ離しておこう、離しておこうとしている。ようやくふたりが結びついたところは思わずぞくぞくさせられるが、残念ながら、時すでに遅しというところだ。(Mark Englehart, Amazon.com)

自分ゎ面白かったと思うよ?(●^ー^●)

自分ゎハンニバルゎ好きですよ?(*^∀^)b
「羊たちの沈黙」の続きなんですが、ヒロインゎ変わってしまった(^o^; でも自分ゎジュリアン・ムーアでもOKでしたよぉ?(*'∀`)ノ?
映画もなかなか面白いですよ(-^〇^-)やっぱり、レクター博士とクラリスの関係がどうなるか気になりました(^o^;)本当によく関わるなと思いましたね。やはりレクター博士とクラリスゎ赤い糸で結ばれているんだろうか?と映画を観ながらそう思ってしまった。
Gガール 破壊的な彼女 (出演 ユマ・サーマン)
Gガール 破壊的な彼女 (出演 ユマ・サーマン)
20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン
price : ¥2,993
release : 2007/07/06

【商品詳細】

NYの設計会社に勤めるマットは、地下鉄でナンパした、お堅い眼鏡美人のジェニーと交際をすることに。だがこのジェニーは世界平和を守るために闘い続けているスーパーヒロイン“Gガール”だったのだ! と聞けば誰もが『奥さまは魔女』的な、愛するスーパーヒロインを助けるために日夜振り回されるハメになる男の物語ではないかと思うだろう。ところがどっこい。本作はこの“Gガール”が異常に嫉妬深い女という欠点を持ち、逆に愛想を尽かしたマットに復讐に回るという、かなりブラックなユーモア満載で展開していくコメディなのだ。あの『ミザリー』のキャシー・ベイツもびっくりのぷっつんぶりを見せ、マットの車を破壊したり、巨大鮫を家の中に放り投げたりするGガールの行為は日本人にとっては“やり過ぎ”感満載。だが最初からアニメみたいなものだと思ってチャンネルを合わせて観ていただきたいもの。なにしろ脚本があの過激ギャグアニメ『ザ・シンプソンズ』の脚本家&プロデューサーのダン・ペインなのだから。(横森 文)

この発想はすごい

まさか自分の彼女が「Gガール」というスーパーガールだったとは?
その彼女の秘密を話してしまったことから、それはもう恐ろしい嫉妬深い女性であったことが分かるのですが、もう手遅れ状態。
設定からストーリー展開、もう目が離せないぐらいに大笑いの連続です。
車はボコボコにされるは、家の中に鮫が現れるは大変な事態に。
楽しく可笑しくひたすら笑って見る。これにつきます。
但し、子供さんには過激なシーンも多いのでお薦め出来ません。
あくまで大人向けのアメリカンブラックコミックの世界ですから...。

王の男 コレクターズ・エディション (初回限定生産)
王の男 コレクターズ・エディション (初回限定生産)
角川エンタテインメント
price : ¥6,069
release : 2007/04/18

【商品詳細】

妖しげなタイトルが、映画のすべてを表している。16世紀に実在した朝鮮王朝第10代の王、ヨンサングン。傍若無人で知られた彼の心を虜にしたのが、世にも美しい芸人の青年であったという物語だ。韓国の歴史モノで、しかも男同士の愛をテーマにしながら、本作はストーリーのおもしろさで観る者をぐいぐい引き込んでいく。オープニングから魅了するのは、旅芸人コンビ、チャンセンとコンギルがみせる超人芸とコミカルな芝居。やがて漢陽の都に来たふたりは「王を笑わせる」という条件で宮廷の舞台に立つのだが、そこでの緊迫感たっぷりの出し物を始め、ブラックな笑いも誘う数々の寸劇が楽しい。 それまで女たちをはべらせてきた王が、自分でも理解できないまま、美形のコンギルに心を乱していくドラマには、随所で心をざわめかせる場面が用意される。当然、宮中は混乱するのだが、王のまっすぐな愛情も伝わってくるので、各人物に共感させる展開。そして、この複雑な愛の関係を納得させるのが、コンギルを演じたイ・ジュンギの中性的な魅力で、彼は王とチャンセンの間で苦悩する姿も名演している。そのお国柄から「同性愛」を描くことが敬遠されてきた韓国で大ヒットをとばした本作は、韓国映画の歴史も変えるものである。(斉藤博昭)

人間と人間の絆を考えさせられます。傑作です。

初めてこの映画を見たとき、最後のシーンまで瞬きをすることも、息をすることも嫌なほど、画面に集中してしまいました。いままで数多くの映画を見てきましたが、そんな事は初めてです。
主演の3人だ男性であるため、その関係を同性愛という観点で見ている人もいますが、それより、人間と人間の絆という観点でこの映画を見て欲しいです。
また、韓国の映画ときだけで、毛嫌いしている人もいますが、そのような偏見を持つこと自体が恥ずかしいことなのですないでしょうか。
もちろん、時代劇なので、日本人にはなじみの無いことも多いですが、そのようなマイナスの点を越えて、私たちにに訴えてくる力を持った映画だと思います。
当たり前かもしれないですが、どんなに権力があっても、自由が無い王よりも、自由に生きる"芸人"の方が人生の"王"ではないかという、人間の普遍的な原理を描いている素晴らしい映画です。
エラゴン 遺志を継ぐ者 (Blu-ray Disc)
エラゴン 遺志を継ぐ者 (Blu-ray Disc)
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
price : ¥2,841
release : 2007/05/18

【商品詳細】

原作者のクリストファー・パオリーニは、わずか17歳でこの物語を書き上げ、その後、世界中でベストセラーを記録。満を持しての映画化だったが、期待にこたえるには、やや物足りない仕上がりになってしまった。舞台は、美しくも過酷な自然を擁するアラゲイジアという帝国。農場で暮らす17歳の少年、エラゴンが、森の中で見つけた青い卵を孵化させる。生まれたのは、翼を持った雌のドラゴン、サフィラ。邪悪な王によって滅ぼされた伝説の「ドラゴンライダー」を復活させるため、エラゴンの大冒険が始まる。 空を飛ぶドラゴンを中心に、全体にVFXは悪くないのだが、どうしても同じような世界を描いた「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズと比べると見劣りしてしまうのが残念。むしろ原作の持ち味であるロール・プレイング的な展開を重視した方がよかったかもしれない。ストーリーを追うのに精一杯の印象は、映像を平板に感じさせてしまうのだ。エラゴン役のエド・スペリーアスは、馬や剣を扱ったアクションも果敢にこなし、ファンタジーの主人公としての面目を保っている。原作に続きがあるように、映画もいくつかの伏線を残して終わるので、2作目が作られるのなら、新機軸の映像とドラマ作りへのチャレンジに期待したい。(斉藤博昭)

初ブルーレイ

ドラゴン好きにはたまらない映画です。
ちょっと話の展開が速すぎなのがイマイチでしたが。
できれば、主人公と生まれたばかりのドラゴンが長い年月をかけて絆が深まり成長していく様を描いて欲しかった。
主人公が幼い子供の頃にドラゴン誕生という設定ならもっと深みが出たと思うのです。
まあ、全体的には良かったと思います
ロード・オブ・ザ・リングと比較されがちですが、個人的には互角です。
こちらも3部作ということで次回作が楽しみです。
初めてのブルーレイでしたが、映像の奇麗さ音の繊細な表現はなかなかのものでした。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
ワーナー・ホーム・ビデオ
price : ¥1,500
release : 2006/12/08

【商品詳細】

メガヒットファンタジーの第4作は、青春ドラマとしての側面が色濃くなり、より大人も楽しめる仕上がりになった。クィディッチ・ワールドカップを観戦しに来たハリーだが、夜空に「闇の印」が浮かび人々は混乱。ホグワーツ校で開催される「三大魔法学校対抗試合」では、選手を決める「炎のゴブレット」が、17歳以上という資格にもかかわらず、14歳のハリーを選出するのだった。 体長9mものドラゴンや、水中での大救出など、対抗試合の場面は想像を超えるリアル感とスケールで映像化された。個性的な制服をまとった他校の生徒や、ついに現れる宿敵ヴォルデモートの姿もシリーズファンにうれしい限り。監督は、シリーズ初のイギリス人であるマイク・ニューウェル。ハリーの初恋、ロンとの確執、嫉妬されるハーマイオニーなど、ドラマ部分をしっかり描きながら、原作以上に「友情」というテーマをくっきり浮かび上がらせる。ラストシーンで主人公3人が語り合うセリフは、しみじみと感慨深い。(斉藤博昭)

詰め込まれたストーリー

もうじき第5作目である「不死鳥の騎士団」が映画公開となる為、おさらいとして見ました。

今作では、「クディッチのワールドカップ」、「三大魔法学校による魔法大会」、「ハリーの初恋」、「ヴォルデモート興の復活」と重要なストーリーがかなり多く、決められた枠内に収めることに必死だったのか、全体的に希薄な印象に終わってしまったものも少なくありませんでした。
特に、ハリーの初恋は彼の成長にとって大事なもののはずですが、大きな見せ場も無くストーリー同士をつないでいただけの印象です。
ですが、ハリーとロンの確執や、ロンとハーマイオニーの気になるやり取り、そして何よりもヴォルデモート興の復活など、今後のストーリーに大きく関係してきそうな内容も豊富でした。
次回作に、早くも期待大です。
シンドラーのリスト スペシャルエディション
シンドラーのリスト スペシャルエディション
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
price : ¥1,406
release : 2006/06/23

【商品詳細】

第二次大戦下のドイツ。実業家シンドラーは軍用ホーロー器工場の経営に乗り出し、ゲットーのユダヤ人たちを働かせた。やがて彼は、ユダヤ人たちを強制収容所送りから救うのだった。 スティーヴン・スピルバーグ監督が、念願のアカデミー賞を受賞した大作。ナチスの収容所で命を落とした親族がいるスピルバーグは、監督料を返上してまでもこの映画の製作に取り組んだ。 オスカー・シンドラーを演じたリーアム・ニーソンは、この映画でスターとなり、ナチスの将校を演じたレイフ・ファインズも大きく羽ばたいた。さらにベン・キングズレーらの脇役の熱演も光っている。20世紀における歴史的な出来事を再現した記念碑的な作品といえるだろう。(アルジオン北村)

命の尊さ

全財産を投げ打って数多くのユダヤ人の命を救ったシンドラー。
簡単なように見えて当時の時代背景を考えれば、脅威的な行動だ。
しかも、シンドラーは戦後、事業に失敗、結婚にも失敗している。
ということは一見すれば、彼は成功者ではない。いや、自分自身で
世間的な成功は放棄したと言ってよい。
しかし、シンドラーは人間として何が一番、重要であるかだけ
は認識している。地獄のような最低の状況の中に身を置けば
、人間の本質が、おのずと見えてくるように感じる。
現実には当時、ユダヤ人の命を救ったドイツ人は皆無だろう。
だが、死後、数多くの命を救われたユダヤ人が彼の墓地を訪れ、
彼に感謝を捧げている。彼は本当の成功者だ。
サウンド・オブ・ミュージック
サウンド・オブ・ミュージック
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
price : ¥1,490
release : 2007/01/26

【商品詳細】

修道女見習いのマリアは、修道院では問題児だった。そこで院長は、マリアをトラップ大佐の家に送り、7人の子供たちの家庭教師とした。トラップ家に受け入れられたマリアは、やがて大佐への恋心に気づく。そのうち、第2次大戦が始まって…。 『ドレミの歌』をはじめ、耳になじんだ曲の多いホームミュージカルの傑作だ。第2次大戦前夜の実話がもとになっている。監督は、『ウエスト・サイド物語』でミュージカルに新境地を拓いた、ロバート・ワイズ。ロジャース&ハマーシュタインによる舞台でのヒットミュージカルを、風光明媚なオーストリアのザルツカンマーグートでロケを実施、映画ならではの魅力に満ちた作品に仕上げた。特に冒頭での70ミリ大画面を利用した、アルプスからザルツブルクまでの空中撮影シーンが見事である。(アルジオン北村)

陰の部分もある「傑作」

ストーリーはマリア自身による著作を基にしているが、かなり脚色されている。特に、トラップ大佐の極端なまでの厳格主義はあまり信用しない方が良い。マリアもトラップ大佐の描写にはかなり異議があったようだ。
そのマリアは、映画の大ヒットによる実利的な恩恵は何も得ていない。お金に困って、全ての権利を既に手放していたためである。
ただ、そのマリアが、一瞬であるが「出演」している。単なる通行人役であるが、これを冗談と受け取るべきか、なんとも複雑だ。
長女リーズルは映画では16歳で、17歳の青年兵ロルフと恋仲なのであるが、まるで子供っぽい恋愛が嘘っぽく感じる(トラップ家の長女は実際は当時14歳)。お話的には、全体に不自然な感覚は否めないのであるが、当時のアメリカの風潮への配慮であろうか?
音楽的には、全盛期のジュリー・アンドリュースのパフォーマンス炸裂で、実に楽しいものに仕上がっている。演出も秀逸で、何度見ても面白い。
素晴らしい傑作であると思うが、やはり、純粋に賛美するだけで片付けられない複雑な作品でもある。

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