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犯罪の街「シン・シティ」を舞台に、これでもか、これでもかとハードなアクションが詰め込まれた一作。ロバート・ロドリゲスと、原作コミックの作者であるフランク・ミラーが共同で監督した。幼女連続殺人事件を追いつつも、犯人が権力者の息子だっかことから、逆に逮捕されるハーティガン刑事。一夜を共にした娼婦が殺され、復讐に燃える前科者マーヴ、悪徳警官を追いつめるドワイト。3人の男たちが愛と信念をかける、3つのエピソードが展開していく。 シャープなモノクロ映像に、女のドレスなどポイントだけ色づけされた「パートカラー」が斬新。銃や刀を使ったバイオレンス場面は強烈だが、流れる血がミルクのように真っ白だったりと、残酷度を薄める美しさもたたえている。ロドリゲスの盟友、クエンティン・タランティーノがゲスト監督として参加したシーンでは、緊迫しつつも、とぼけた味もある男同士の会話に、彼のセンスが際立つ。オールスターキャストが、原作のキャラそっくりの外見になって熱演・怪演。顔じゅう傷だらけのミッキー・ロークや、姿がよく見えないが、超人的な戦闘技術を披露するイライジャ・ウッドがインパクト大だ。女性キャストのセクシー度も半端じゃない。最後までキープされるテンションの高さには、恐れ入るばかり。(斉藤博昭)
ジェシカ・アルバ!
いや?やばいです。。。カッコ良すぎる! 豪華スターのアンサンブル、全員を平等に扱い、そしてそれぞれに見せ場を設ける。 気がつけば「あの人のあのシーンが」とほぼ全員のシーンが印象的に記憶に残ってます。
ブルース・ウィリス、ミッキー・ローク、クライブ・オーウェン、この渋3巨頭が主演で、イライジャ・ウッド、ニック・スタール、ジョシュ・ハートネット、ブリタニー・マーフィーなどのベテラン若手軍が脇を固めるってのも味のある人選です。
とは言え、やはり最大の魅力はジェシカ・アルバ!この年は同時期に『ファンタスティック4』も大当たりととにかくジェシカの飛躍の年でした。彼女のウィンクシーンが存在するだけでもこの映画の存在意義は大きい!とにかく輝きまくってます。
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退職間近なベテラン刑事サマセットが、血気盛んな新人刑事ミルズとコンビを組む。その2人の前に起こったのがキリスト教の「7つの大罪」に基づく連続猟奇殺人事件だった。そして犯人の魔の手が刑事へも…。 7つの大罪とは、憤怒・嫉妬・高慢・肉欲・怠慢・強欲・大食。肥満した男が食べ物につっぷして死に、弁護士は高級オフィスビルで殺害される。監督はこの作品で「密閉感あるスリラー」の名手と定評を得たデビッド・フィンチャー。モーガン・フリーマンが老刑事、ブラッド・ピットが若手刑事を演じる。そしてピットの妻にブレイク前のグウィネス・パルトロウが演じている。(アルジオン北村)
プレミアム版DVD再販は歓迎すべき
私の好きな映画Best3に入る『セブン』。カメラ・脚本・演出・配役において素晴らしい。 このジャンルの作品が陥りがちな「いかに殺人を描くか」にハマり込まず、ドラマとしての部分も しっかり描かれていることが作品の質を高めていると思う。
また、もともとフィンチャーの持つ「黒(暗部)の描写力」がダイアス・コンディのカメラにより 更に引き出されているところも見もの。
以前発売された限定版でしか聴くことのできなかったオーディオ・コメンタリーが復活したのは 喜ばしいこと・歓迎すべきことだと思う。 今回の発売によって『セブン』に興味を持ってくれる人が増えるだろうから。
作品のモチーフからして「多くの人に好まれる作品」ではないことため日本での配給会社が なかなか決まらなかったというエピソードに加えて、公開後数年のうちに日本でも猟奇的殺人 が大きく取り扱われるようになりサイコスリラー映画のTV放映量がガクンと減ってしまった ことは放映面・DVD販売面でも影響は大きく、『セブン』が「埋もれかけた名作」にならざる を得なかったのは想像に難くない。
今回の再販にあたり一点苦言を書くならパッケージ周りの焼き直し程度でなく、前回限定版を 購入したユーザにも購買意欲を沸かせるような工夫があれば良かったのにと思う。
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何度も楽しめるエロいイタリア映画w
エロエロの巨匠・ティント・ブラス監督の作品としては、 この「背徳小説」と「背徳令嬢II」が一番好きだ。
カタリーナ・ヴァシリッサのスタイルの良さには惚れ惚れする。 クリスティーナ・ガラヴァグリアのゆるゆるさ・エロさ加減も非常によろしい・笑。
二人ともヘアーはもとより、具まで見せているのだから、もうサイコーであるwww
オープニングからエンディングまで楽しめる作品である。
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メガヒット・ファンタジーの第3作は、監督アルフォンソ・キュアロンに交代し、よりダークでミステリアスな物語と映像が前面に押し出された。ホグワーツ魔法魔術学校の3年目を迎えたハリーだが、彼の両親の死に関わっているという囚人シリウス・ブラックが、アズカバンの監獄を脱獄。ハリーに近づこうとしていると噂が立ち、ホグワーツの周囲を、アズカバンの看守である恐ろしい吸魂鬼が監視する。 原作のエピソードをできるだけ損なわないようにと、かなり駆け足の展開。原作を読んでいない人には、やや目まぐるしいかもしれない。しかし、ロンドンの街を走る「夜の騎士バス」のスピード感、半分馬で半分ワシの魔法生物ヒッポグリフのフライング、魔法使いの村「ホグズミード」の雪景色、そして吸魂鬼の恐怖など、要所での鮮烈なビジュアルには誰もが目を奪われるはずだ。メイン3人のファッションはカジュアル系が中心で、制服の着崩し方にも大人の魅力がチラホラ。ハリーの強い怒りは過去2作には見られなかったほどシビアで、青春ドラマへシフトさせようとするキュアロン監督の意図が感じられる。(斉藤博昭)
ハリポタへの考え方が変わった作品でした。 *まだ見ていない方は読まないでください。
今まで自分はハリポタのファンではまったく無く、「とりあえず見とくか」程度でした。 でもある時、2までで途中になっていたのでこちらをかなりおそばせながらも鑑賞しました。 いやいや、、「おもしろい!!!!」 原作は読んでいないのでなんとも言えませんが、一度見ただけではわかりにくい部分は、二度目の鑑賞へとつながったので気になりませんでした。 今回は、大人の方でも非常に楽しめると思います。それは、「時を戻す」という、哲学的で映画でしか実現できない発想があるからです。ハリーたちだけではなく、現実を生きている私たちにだって、「時を戻したい」ことはあるはずです。ファンタジーながらにも、このような気持ちになってしまった私です。 この章を見て、次の炎?も鑑賞し、次作は、初めて劇場にて鑑賞する予定です。 いやはや、すっかりハリポタの魅力にとりつかれてしまいました笑
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これって日本のライブドア事件と一緒!? と思わせる、リアル感満点のドキュメンタリー。売上高で世界第16位にまでなったエネルギー卸会社「エンロン」が、突然の倒産。その裏では、何年にも渡って粉飾決算が行われ、巨大な利益を上げるため、カリフォルニアで故意に大停電を発生させるなど、信じがたい不正があったことが発覚する。内容は一見、社会派で難しそうなのだが、誰にも分かるスリリングなエンタテインメントになっており、アカデミー賞候補になったのも納得の一本だ。 巨大企業の裏側も興味深いが、本作がフォーカスを当てるのは、上層部がみせる人間の本質。道徳的にはどう考えても悪いことをしているのだが、会社の利益を落とさないという名目があるので、本人たちは一切自覚ナシ。もし自分が同じ立場になっていたら…と思わせてしまうのも、本作の怖さだ。その他、内部告発するスタッフ、解雇されて困り果てる社員など、登場するすべての人物が会社倒産までの実態をスキャンダラスに盛り上げていき、最後まで目が離せないおもしろさ。(斉藤博昭)
金儲けのために狂った
「カリフォルニアの山火事はすげえぞ」「いいね。全部燃えてしまえ。もっと儲かるぞ(笑)」 この台詞は、放火魔やテロリストが言ったものではありません。一流企業であると世界中から賞賛を浴びた巨大エネルギー企業、エンロンの社員の社員の会話です。カリフォルニア州の山火事で送電線網は寸断され、電気料金の市場相場は急騰、エンロン社は巨額の利益を得ました。多くの犠牲者を出した山火事でさえ、エンロンにとってはビジネスチャンスでした。その狂った感覚を、この映画は淡々と描きます。そして、同社に買収され子会社となったため、連鎖倒産に追い込まれたある電力会社の作業員は言います。「年金も保険も無くなった。将来も無くなった」と。
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地球上の生物の中で、快楽のために性行為を行うのは人間だけだと言われている。全編の80パーセント以上がセックス・シーンで埋めつくされたデビッド・クローネンバーグ監督の『クラッシュ』は、通常とは違う性行為の方法でエクスタシーを感じる、世間的にはアブノーマルだとかフェチと呼ばれる人たちが続々と登場し、その倒錯ぶりを見せる映画だ。とりわけクローネンバーグが強調してみせたのが、自動車事故を媒介にして得られるエクスタシーである。衝突実験の映像をビデオでグループ鑑賞し、互いの股間をまさぐりあうシーン。クローネンバーグの視点は、そうした男女の妄想と欲望に満ちた姿を見せるだけで、それについていかなる言及もしない、言及するキャラクターを配置しないという、いわば傍観者の立場を貫いているのだ。彼にとってはこういう映画を撮る行為こそが、フェティシズムを満足させることなのだろうか。原作はJ・G・バラード。(斉藤守彦)
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贅沢な期待だったと反省・・・
20作品が斜めにならんでいる商品のイメージ写真から「これをきっちり横に寝かせて並べれば空白もできて、他のDVDも並べられるだろうから、ケースは無駄にはなるまい」と思った。間違いだった。イメージ写真通りにしか並べられないようになっていた。ん??、残念!!でも「中身はパーフェクト」。チョット贅沢な期待だったと反省。
このコレクション BOXを完全に極めれば「007のことなら何でも聞いて!!」と言えるようになるのは確実。 これ全てを観終わるのはいつになるだろう。長い楽しみの始まり。
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鬼才ロマン・ポランスキー監督、若手実力派ジョニー・デップ主演という魅力的なコンビの、耽美的なオカルト・ミステリーである。 世界に3冊しかないという『影の王国への9つの扉』。この悪魔の祈祷本について、収集家から真贋の鑑定を依頼された本の探偵コルソは、ニューヨークからヨーロッパヘと旅立つ。書物の謎を解いていくコルソの前途には、人間の英知を超えた恐ろしい罠が待ちかまえていた。彼が最後にたどり着いた謎の真相とは…。 ポランスキーらしい様式美に彩られた、重厚なミステリーである。厚い本を少しずつひもといていくような、謎解きのおもしろさが堪能できる。それまでは青年のなごりを残した役柄が多かったデップだが、この作品では少しくたびれた中年男性の役で新境地を見せる。(星乃つづり)
オカルトを題材にした知的遊戯
『ローズマリーの赤ちゃん』以降のポランスキーの作品はあまり好きではないのですが、この映画はアルトゥーロ・ペレス・レベルテの作品をポランスキーが映画化、ということでかなり期待して見ました。 原作はデュマの小説の愛好家たちを絡めながらデュマの手稿を追うミステリーと稀覯本にまつわるオカルティズムが混合された複雑なストーリーですが、ポランスキーはデュマに関するミステリーの部分はばっさり切り捨て、オカルティズムの面のみを描いています。 ポランスキーはこれまで何度か悪魔崇拝やオカルト的な題材を扱っていますが、宗教に根付いた、ヨーロッパの奥深い精神世界を描くのはもともと上手い人だと思います。 この映画でも主役のブックハンターを案内人として、観客を巧みにオカルティズムの世界へと誘導していますが、いまひとつ踏み込みが足りず、最後のほうはかなり物足りない思いがしました。 映像は気を使って撮られていて、いいシーンもたくさんありますが、ラストのクライマックスのCGはいただけません。 ジョニー・デップが好演し、一匹狼のブックハンターの知的で複雑なキャラクターをうまく演じたことはこの映画の大きなポイントになったと思います。 ペレス・レベルテの他の小説を同じメンバーで撮るのはどうでしょうね。
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 | 『プライドと偏見』 ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン price : ¥1,406 release : 2006/11/30

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18世紀の終わり。イギリスの田舎町の豪邸に金持ちの独身男性ヒングリ−が越してきた。女性に相続権のない時代ゆえ、お金持ちの男性との結婚は女の花道。そんな中、舞踏会が開かれ、ベネット家の五姉妹の長女ジェーンとヒングリーの間には恋が芽生える。そして次女エリザベスは、ヒングリーの友人ダーシーのプライドの高さに反感を持ちつつも、次第に彼の存在が気になっていく…。 ジェーン・オ−スティン原作の『高慢と偏見』をキーラ・ナイトレイ主演で映画化。男性に依存しないと生きていけなかった時代に、見栄をはることも、媚を売ることもせず、自分の言葉を持った才気あふれるエリザベスを、キーラが瑞々しい演技で魅了。主演女優として最後まで作品を見事にひっぱった。またブレンダ・ブレッシン、ドナルド・サザーランド、ジュディ・デンチらのベテランの柔軟かつ貫祿ある芝居も見物。気の強い女性と不器用な男性のじれったい恋物語は、下手すれば甘すぎるチープなラブストーリーになってしまう危険をはらんでいたが、キャストの好演、ウィットにとんだ脚本、そして、本作が長編映画デビューというジョー・ライト監督のユーモアと上品さを兼ね備えた演出が、品格あるラブストーリーに仕上げた。(斎藤 香)
端正な作品
18世紀のイギリスの生活を非常に端正に描写しています。 これが画面の持つ力に反映しています。まさしく「細部に神を宿る」です。
また、原作では主人公の持つ感情は2つの山があるのですが、これを丹念に描くと映画二本分のボリュームが必要になります。 映画はこの相反する感情を同時進行している、と解釈することで、原作を損なわずに丁寧に描写し、なおかつ二時間に収める、という事に成功しています。
話自体というより、丁寧、端正な作りに打たれる映画です。
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